認知症・MCI早期発見テスト!自分が認知症(軽度)かどうか簡単にわかります!
ブログご訪問ありがとうございます。
私は現在60歳。母の介護を主人と毎日しています。
母はまもなく91歳の誕生を迎えます。
もう10年近く前から認知の症状がではじめ、専門クリニックで診てもらうと「アルツハイマー型認知症」と診断されました。その後、認知の度合いが日々進み、幻覚や幻聴、徘徊までするようになりました。
連日、母の認知症が進むのを見ていると、私も後二十数年経つと認知症になるのか心配です。
高齢になると誰もが認知症になる可能性を秘めていると言われていますが、高齢でなくても65歳以下の「若年性認知症」の方もたくさん居られるようです。認知症にならないためには今からどのようにすればいいのでしょうか?
ネットで見つけた「認知症・MCI早期発見テスト」を受けてみました。
認知症・MCI早期発見テストとはいったい何でしょう・・・???
認知症・MCI早期発見テストとは、「あたまの健康チェック」のこと。
MCIとは認知症と健常者の中間の段階のことで、軽度認知障害のことを言います。
Mild
Cognitive
Impairment
を略してMCIと呼ぶそうです。
記憶や理由づけの認知機能のうち一つに障害がありますが、日常生活には支障がないことで、MCI(軽度認知障害)の定義としては次の項目があるようです。
1、記憶障害の訴えが本人、または家族から認められている
2、日常生活動作は正常
3、全般的認知機能は正常
4、年齢や教育レベルの影響のみでは説明できない記憶障害が存在する
5、認知症ではない
MCIを放置すると認知機能の低下が続くことが分かっていて、非認知症から認知症への移行率は1年で12%、4年で50%ともなると言われています。しかし、MCIの段階で早期発見ができ、適切な予防対策を講じれば認知症の発生を抑えたり、14~44%の人がMCIから回復することができると言われています。
10分で行える簡単な認知機能のチェックテスト【あたまの健康チェック】
認知症を予防するには
■生活習慣の改善
運動、健康な食事、対人接触などを意識して日々努力することが大切。
■脳機能トレーニング
エピソード記憶、注意分割機能、計画力などを集中的にトレーニングすることが大切。
これらを実行することで認知症の発症を抑えたり予防することができると言います。(以上、認知症ネット参照)
さて、認知症・MCI早期発見テストに戻りますが、認知症・MCI早期発見テストの「あたまの健康チェック」は電話で行います。電話で申し込んで、10~15分間のチェックを行い、後日MCIかどうかの判定が送られてくるのです。
MCIの結果は5日後に封書で送られてきました。
総合評価は 「問題は見つかりません」とのことで一安心です。
MPIスコア(認知機能指数)も表記されていて、その数値によって「MCIの疑いあり」や、「問題は見つかりません」の判定があるようです。あなたも今後のために一度「あたまの健康チェック」をうけてみてはいかがでしょう。
万が一、「MCIの疑いあり」と診断されても心配はありません。
同封されている冊子には診断内容と今後の進め方も記載されていますし、心配な方には専用ダイヤルでのお問い合せもしてくれています。
こちらからどうぞ。。
認知症の介護について
少子化で高齢者社会となった現在は65歳以上が日本の人口の25%以上を占めていると言います。今後もますます高齢化が進み、この先どのようになっていくのが心配ですね。
高齢化に伴い、高齢者で認知症(アルツハイマー型認知症)を発症する人の数も増えています。団塊世代の子供を持つ両親は、すでに他界しているか認知症を発症している可能性が高いといわれています。
親が認知症を発症すると、親の認知症の介護のため仕方なく会社を退社したり、商売を辞めたりする人が後を絶ちません。サラリーマンならもう定年を迎える歳ですので、厚生年金で暮らせて行けますが、商売などをしていた商店主はわずかな国民年金での生活を強いられているのです。
このことはテレビや新聞でも絶えず取り上げられていますが、介護の疲れや生活苦のために死を選ぶ人が居るのも事実です。政府としては未だに改善策などは示されていません。
認知症の家族の介護は本当に大変です。これは実際に体験してみないと第三者には理解できないことだらけなんです。例えば、食事をしたのに食べさせてくれない!、財布を取られた!、同じ質問を繰り返す!、今言ったのにもう忘れている!、部屋に誰かいてる!・・・などです。このようなことが毎日続くので介護する側が精神的にプレッシャーやストレスとなりついには神経内科に通院するまでになるのは当然なのです。
しかし、認知症の家族の介護も半年、1年となると、大体の要領がわかってきます。例えば、財布を取られたというときは一緒に探すこと、同じ質問を聞いてきても答えてあげることです。幻覚や幻聴のときもそれに合わせてあげることが大切です。
そして一番大切なのは認知症の家族の身になってあげることでしょう。わからないから聞く、心配だから聞く、不安だから聞く・・・のです。そうは言ってもそれらのことを真顔で聞いてくるのですから介護する側は対応が難しいのは事実です。
そんな時はデイサービスを利用して普段の生活を取り戻すことも大切です。介護はいつもまで続くかわからないので、たまにはショートステイも利用して息抜きしてリフレッシュしましょう。このように、日ごろの介護ストレスから解放されることが大切ですのでこの期間を利用して家族で認知症改善方法などを話し合うのもいいかもしれませんね。
認知症は予防できる?
厚生労働省の発表では2025年には認知症の人が700万人を超えるそうです。認知症予備軍の人を加えると1300万人に達するといいますから本当に怖い病気ですね。これらは団塊世代の人が2025年には75歳以上となることも認知症患者の増加に拍車をかけているといいます。
そんな、誰もが高齢になると忍び寄ってくる認知症を予防することはできないのでしょうか?調べてみましたので参考にご覧いただきたいと思います。
認知症を予防するには次の2つが効果的です。
■日々の生活を見直す
毎日の食生活や運動、生活習慣など
・食生活面での効果的な食事は和食で、和食には魚や野菜に含まれているDHAやEPAなどの不飽和脂肪酸がアルツハイマーのリスクを下げるといわれています。
・運動面で効果的なのは、ウォーキングやジョギング、水泳やヨガ、ストレッチやエクササイズなどの有酸素運動を一定時間行うことです。
人間の脳の神経細胞は20歳を過ぎると10万~20万個が1日に減少するようです。しかし、細胞自体の働きが衰えなければ、細胞が減少しても脳の機能は高まるといいます。
・生活習慣病といわれている高血圧症、糖尿病、肥満(メタボリックシンドローム)、脂質異常症などにより、脳血管に障害が起きたり、脳機能自体の低下により認知症が発症しやすくなるようです。
■能力を補ったり改善する
頭を使うゲームとかサプリメントを活用すること
・パズルゲームやボウリング、卓球、囲碁・将棋・麻雀やカラオケなどで、頭を使うことで脳を活性化させ認知症の予防に効果的といわれています。
参考文献:認知症ONlINE
いかがでしょう。
認知症を予防するには毎日の食生活や運動、生活習慣などを見直しと、能力を補ったり改善することが大切でしたね。これらを改善することによって認知症の発症を遅らせることができれば楽しい人生が送れるということです。
10分で行える簡単な認知機能のチェックテスト【あたまの健康チェック】
軽度認知障害(MSI)とは?
2015年1月の厚生労働省の発表によると、2025年には高齢者の認知症患者は700万人を超えて、65歳以上の人の5人に1人が認知症となると推測されています。また、認知症予備軍と言われている軽度認知障害(MCI)の人の数を足せば約1300万人ともなります。
このことは65歳以上の人の3人に1人が認知症、もしくは認知症予備軍なのです。加齢とともに訪れる認知症は誰もがなっても不思議でないということがわかります。
単に「認知症」といってもいろんな種類があるようで、一般によく認知症といわれているのが「アルツハイマー型認知症」で、他には「脳血管性認知症」や、「レビー小体型認知症」、「前頭側頭型認知症」があるようです。
この他、認知症と健常者との間に属するといわれている軽度認知障害(MCI)も増加しているといいます。また、認知症の種類によって、症状や治療方法が違ってくるようですので、認知症の症状が見られてきたら専門医の診察を受けることになります。
軽度認知障害(MCI)ですが、認知機能の一部に少し問題があったりしますが、生活していく上では特に支障がないようです。しかし、このまま放置しておくといずれは認知症へ移行していくことが考えられますので、軽度認知障害(MCI)と判断されたら適切な処置を受けることで認知症の発症を遅らせたりできるようです。
認知症とは?もの忘れとの違いは?
認知症とはどのような病気をいうのでしょう。
人間誰でも歳を重ねていくと人の名前や物の名前を思いだせなくなったり、忘れてしまうことが良くあり、誰もが経験しているでしょう。これは加齢によるもの忘れで、認知症の初期症状によく似ているので認知症と間違うことが多いようです。
もの忘れと認知症の違いを列記してみます。
■原因
もの忘れの原因となるのは加齢による脳細胞の機能が低下していることで、
認知症では脳細胞が死滅して脳が委縮することが大きく異なります。
■記憶
もの忘れは自分が体験したことの一部を忘れてしまうことで、何かのきっかけで思いだすことができるに対して、認知症は体験したこと自体を忘れてしまうことです。
(例えば、もの忘れは昨日の夕食のメニューを思いだせないに対して、認知症は夕食を食べたかどうかを思いだせないのです。)
■生活への支障
もの忘れは支障なし、認知症は支障あり。
■進行性
もの忘れは進行しない、認知症は進行する。
■自覚症状
もの忘れの自覚あり、認知症は自覚なし。
■身体機能への影響
もの忘れは記憶力は低下、認知症は記憶力の低下とともに、判断力、時間間隔、季節感が低下してくる。
参考文献 認知症ONLINE
このように、もの忘れと認知症とでは全然内容が違ってくるようです。あなたやあなたのご家族の状態はどうでしょう。高齢化社会となった今日、今後ますます認知症患者や軽度認知症障害MCI(認知症予備軍)の人が増えると予想されています。
もし、ご自分やご家族に認知症っぽい症状が確認できたら、認知症が進まない対策を考える必要があるかもしれません。一度、認知症の早期発見テストを受けて見られたらいかがでしょう。。